脳脊髄液減少症に関しての保険会社の対応の現状

脳脊髄液減少症に関しての保険会社の対応の現状

保険会社の対応について現状,各保険会社が脳脊髄液減少症の該当性もしくは交通事故との因果関係を認め,損害の補償・賠償に応じてくれることは,残念ながらほとんどありません。

これには様々な理由がありますが,脳脊髄液減少症という疾病概念や,その診断基準が確立していないことが大きな要因と考えられます。

また,交通事故に遭って初期の段階で脳脊髄液減少症と診断されることは稀であり,交通事故から長期間経過後にはじめて脳脊髄液減少症と診断されることが多いため,因果関係が曖昧になってしまうという点もあるかと思われます。

そのため,脳脊髄液減少症の罹患を前提とする損害の賠償を保険会社から受けるためには,現状では,裁判を起こして勝訴しなければなりません。